いよいよ春がやってきました。

桜が満開です。

 

春は卒園、卒業、入園、入学、進級など子どもたちの成長の節目を特に感じる季節ですね。

式典時の「〇〇式」と書かれた看板の横に並んで写真を撮るのはいつの時代も王道です。

ぜひ1枚は押えておきたくなります。

 

でも看板と撮るのはやはり大人気で混んでいますよね。

順番に並んでいる間に子どもがぐずぐず不機嫌になってしまったり、

いざ自分の番が来ても、後ろに並んでる行列のことが気になって焦ってしまったり・・・。

「早くー!」「笑ってー!」と声を張り上げ、ようやく撮れたと思って画像確認したら、

子どもがそっぽ向いてるー。

でも後ろの行列を考えたら、もう1枚って言いづらくて、もういいやーってなっちゃうー。

 

そんなときの秘策は!と言いたいところですが、残念ながらありません。

気分が乗らない上、周りの視線に緊張したり、ピリピリした環境で撮るって、

大人でもいい顔できません。

でも撮りたくなっちゃうんですよね。

 

看板と写真を撮るときは、とにかく「気楽に撮る」ということが大事です。

うまく撮れなくてあたりまえ、うまく撮れたらラッキーくらいの気持ちで。

これは記録用の写真として気楽に撮ってください。

 

その分、子どもが心から笑えるようなところで、節目を感じる写真を撮ってあげたいです。

家族揃って、兄弟姉妹揃ってというのはもちろんですが、

この機会に、未来にきっと何度も見返す1枚を残してあげてください。

 

 

 

まず、手。

毎日いっぱい手を繋いで、いっぱい触れてるけど、手の写真って意識しないと撮れません。

赤ちゃんの時のむちむち感、保育園や幼稚園でお絵描きしてクレヨンで色づいた指先。

あっという間に過ぎ去っていきます。

大人の手と重ねて撮ると、比較対象ができてグッとリアルに撮ることができますよ。

いつか親の手より大きくなって巣立っていくんですよね。

想像だけで今から泣ける1枚になるはず。

 

 

次に、足。

この間買った靴がもう痛いという・・・。

靴はまだきれいなのに履けなくなって買い替え。

足もあっという間に大きくなりますね。

お揃いの靴を買っても、一緒に履けるのは少しの期間です。

 

 

そして、いつもの公園や通園路でいつもの表情を。

仲良しのお友達と一緒に撮れたら、尚一層普段の表情が出ますよね。

きれいなお花畑や桜の名所で撮る写真はもちろんとっても素敵ですけど、

いつもの見慣れた風景の中での写真って、

子どもが大きくなってから、絶対に何度も見返す写真になると思います。

目線が外れてても、普段着でもいいんです。

 

この機会に、未来にきっと何度も見返す写真をぜひ撮ってみてくださいね。

 

 

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このコラムを書いたママ

フォトグラファー Chiharu
保育園児の娘を育てる一児の母。
笑顔はもちろん、普段の何気ない表情を撮るのが好きです。
いつもこんな素敵な表情をしてるんだよ~と伝えられたら幸せ。
<写真でもっと 毎日に彩りを>
「イロドリ シャシン」
https://ameblo.jp/irodori2016/

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