今年の冬は暖かいですね。寒いのが苦手な私としてはとてもありがたいのですが、数年前、このあたりにはめずらしく積雪がありましたね。寒がりの私も、さすがにこの時は、慌てて外へ出て、雪に触れて遊んだことを思い出します。

 

さてさて、最近の私はというと、我が子の赤ちゃん時代の写真をよく見返しています。というのも、お正月に親戚や友人たちから年賀状が届いて、その子どもたちの成長にビックリの連続!

 

小柄な印象が強かった男の子は、横に並んだママの背を追い越していました。来年にはパパの背も越えてしまいそうな勢いです。

 

甘えん坊の印象が強かった女の子は、「もう家族写真を撮らせてくれなーい」と嘆く、ママの言葉が添えられていたり。

 

我が家の娘も、小学生になってからの成長がめまぐるしいです。入学式の歯抜け写真でさえ、しっかり歯が生えそろった今では、遠い昔のように感じてしまう~~~。

 

なんだか気付かないうちに、どんどん大きくなってしまいそうで、昔の写真を振り返って、じっくりと落とし込む時間を作っています。

 

大きくなってから、改めて昔の写真を見返すと、また新たな発見があります。

 

赤ちゃんのときって、カメラを怖がりますよね。キャッキャとご機嫌に笑っているから、今がチャンス!とカメラを構えると、次の瞬間、表情を硬くしてしまう・・・。

 

これって、赤ちゃんあるある?

 

スタイリッシュなカメラがいろいろ出ているとはいえ、ママやパパの表情を遮ってしまう四角い物体は、赤ちゃんからすると、不気味なものなんでしょうね~。

 

 

 

だんだん大きくなっていくと、幼稚園や保育園でも写真を撮る機会があったりするので、カメラにも少しづつ慣れていきます。カメラに向かってピースをしてくれるようになったりして、写真も撮りやすくなりました。

 

でも、また新たな悩みが・・・。それは、小さいなりに「決めポーズ」を持って、作った表情をするように。カメラに慣れてくれたのは嬉しいんだけど、カメラを向けると、いつも同じ表情、同じポーズ・・・。

 

スムーズに写真を撮れるのはとても嬉しいんですけど、う~ん、それじゃないんだなぁ~・・・。普段の笑顔はもっともっと輝いてるんだけどな~。よく見ている笑顔を、写真に収めることがとても難しい・・・。

 

子どもと写真の歴史も、こうしてみると、いろいろとあるんですね~。
そのときには気付けなくても、後で見返すと、また違った面から楽しめます。

 

実は私、子どもの頃は写真が苦手でした。カメラを向けられると、絶対に笑わない子どもだったんです。あまりに笑わないから、友人が後ろでこっそり私をくすぐって、笑わせようとしてくれたこともあります。そのおかげで、若干笑いかけの写真が何枚か残っています。

 

でも、この笑いかけ写真も、今となってはお気に入りなのです。その当時にすっと戻れるような、そんな空気感をまとっています。

 

たとえ今は、コレジャナイ感があったとしても、後で見返した時に、「あぁ、こんな時代もあったんだ~」って家族でおしゃべりできたら、またそれが幸せな時間になると思うんです。

 

手軽に撮れる時代だからこそ、成長著しい子どもたちの写真を、いっぱい撮ってあげてくださいね。

 

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Chiharuさん

 

 

フォトグラファー 。一児のママ。
笑顔はもちろん、普段の何気ない表情を撮るのが好きです。
いつもこんな素敵な表情をしてるんだよ~と伝えられたら幸せ。

 

<写真でもっと 毎日に彩りを>
「イロドリ シャシン」
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