驚くほどの暑さの夏。涼しい風が吹くとほっとします。

 

家の中に風を取り込みたいと思って窓を開けたら、すーっと風が通るのに、網戸を閉めたらあれれ?
なんだか風の通りが悪い?

 

子どもといっしょに見て見ると…
たまった網戸のほこりのしわざ。
そしてそこに汚れがくっついて。

 

これじゃあ、気持ちいい風が吹いても入ってこない。
掃除するしかない!

 

6歳の次女。石けんホイップを作って網戸に塗ってお手伝い。シュワシュワ音を立てる泡のおもしろさにくぎ付け。やり方は後述。

 

掃除っていろいろなやり方があるものです。
ただ、できるだけ楽に汚れを取るには、順序がポイント!

 

リビングや寝室の網戸の汚れは、内側はほこり、外側は土や砂ぼこり、排気ガスなど。
掃除機、小ぼうき、たわし、エチケットブラシ(!?)など、網戸の場所や状況に合わせて、都合のいい道具でまずほこりを落としてから、拭く作業を。

 

ほこり取りに洋服のエチケットブラシがいい仕事してくれます。画像はうちのレトロものですが、エチケットブラシ仕様の網戸掃除グッズも市販されています。

 

エチケットブラシはほこりをからめとる手応えがおもしろく、なでるだけだから、子どもでも扱いやすい!
洗える物がいいです。

 

夏休みの姉妹一コマ。子どもたちは網戸がきれいになっていく様子を体感。

 

ほこり取り後の石けんホイップは、だいたいこんな感じ。
・粉せっけんか石けん…小さじ1/2くらい ・ぬるま湯…200㏄くらい
できるだけ薄めで良いので、溶かして泡立てる。スポンジで泡を立ててもOK。(私はほんとにハンドミキサー使用)
泡をつぶさないように、やさしく網戸にぬり、泡が下に流れることで勝手に汚れを落とすしくみ。状況に応じて、雑巾など敷く。最後は固く絞った雑巾でふく。

 

「やさしくね。力を入れると網戸がたわんだり破れたりするからね。どれくらいの力ならだいじょうぶかな?」

 

網戸掃除をいっしょにやりながら「手加減」を伝えることもできます。

 

それぞれその人らしい暮し方があって、掃除も同じ。
どれが正解というわけではなく、家族で気持ちよさを作れたらそれでよし!

 

「さっぱりしたね」
そう言い合える網戸掃除、気持ちいい風を通しませんか。

 

—————————————–

このコラムを書いたママ


吉田尚子

一般社団法人家事塾 1級家事セラピスト 吉田尚子
「かぞくで家のコト」をテーマに暮らしの講座(子育て、家事、時間、片づけ)や個人レッスンなど、親子の笑顔がふえるようにと活動中。
ブログ「かぞくの家事ノオト」http://shoko3.net/