お正月のあとは節分、そのつぎはひなまつり…と、冬の食材売場は行事をテーマににぎやかですね。

 

生活の中に行事を取り入れることは、同じことのくり返しで過ぎていくような毎日に、季節を感じる機会を与えてくれます。

 

行事と言えば、

 

園や学校で作る子どもたちの描く絵や工作には、行事や季節を感じるものも多く、幼い時期ならではの「へんてこかわいい、素直ないい味」があります。

 

長女・小学2年生の絵。すでに高校生ですが節分の前にはリビングに登場

 

子どもの作品がたくさん増えて困っている…というお悩みを聞くことも多いですが、その中から、「季節のベストもの」を選んで保管し、毎年飾るというのはいかがでしょうか。

 

子どもの成長に合わせて、「その時のベスト」は更新されていくことでしょう。
わが家でも、3歳、5歳、9歳…といろんな歳のものが季節のベスト作品として保管され、それ以外の物は、一定期間飾って、本人も満足して手放しています。

 

3月の玄関には、次女4歳のおひなさま。横には、おばあちゃんの作品。

 

モノは使ってこそ。年に1回の出番、かぞくの現在と過去を行ったり来たりする時間です。

 

家族を送り出し、迎える玄関やリビング。
時と季節の変化を感じながら、ちょっとあたたかな、うれしい場になりますように。

 

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このコラムを書いたママ


一般社団法人家事塾 1級家事セラピスト 吉田尚子

モットーは「五感にひびく、今ここにある日常を味わう」こと。「かぞくで家のコト」をキャッチフレーズに、暮らしを見わたす視点で、子どもとお手伝い、家事、時間、片づけなどの講演、講座、個人の相談に寄り添う。家事塾(創立・辰巳渚)での学びと前職学習塾で多くの親子に関わってきた経験を活かし、親子の笑顔を願って活動中。

「かぞくの家事ノオト」https://shoko3.net/