桜の時期もあっという間に過ぎ、季節はすっかり春本番ですね。 でも今年は、まったく油断のできない春です。 新型コロナウイルス感染症の蔓延・・・。

 

全国に緊急事態宣言が出され、更に自粛した生活が続いています。 感染者の増加や店舗の休業など、 暗いニュースが続き、気が滅入るばかり・・・。

 

 

でも私、強く思うんです。

 

今の季節が春でよかった!花がたくさん咲く季節でよかった!って。
暗いニュースが続いても、花は変わらず、元気に咲いています。 スクっと前を向いて、上を向いて、伸びています。

 

不安は考えだしたらキリがないけど、色とりどりの花が、 けなげに励ましてくれているようにさえ感じます。
春の暖かな気候も、沈みがちな気持ちを後押ししてくれているようです。

 

 

なかなか思うようには動けませんが、余裕があれば花の写真を撮ってみよう! 花は万能な被写体なんですよ~。
どう撮っても、素敵に撮れます。

 

もちろん、マクロレンズなど本格的なもので撮ると、更に美しく撮れますが、 お手軽なコンデジやスマホカメラでも楽しむことができます。

 

花の撮影で気を付けると劇的に変わるところは、光の入り方です。 被写体に対して、どっちの方向から光が入っているのかを意識することが大切。

 

撮影する側から被写体に向けて届く光を「順光」 被写体から撮影する側へ向けて届く光を「逆光」と言います。

 

 

写真を撮るときに、逆光はダメだという意識があると思いますが、 花はどちらがダメということはなく、むしろ逆光の方が雰囲気が出たりします。

 

花を撮るときは、どちらの方から光が届いているかを意識して、 色々と位置を変えて、撮ってみることが大切です。

 

明るく撮ると(ハイキー)、ゆるふわの雰囲気が出ますし、 暗く撮ると(ローキー)、キリッとした刺激的な表情が出ます。どんな風に撮っても正解!な被写体なんです。

 

そして、もう一つ気を付けるところはピントです。 一般的なカメラは、シャッターを半押しすることでピントを合わせます。

 

スマホカメラは、指で画面をタッチした位置に自動でピントを合わせてくれます。 必ず画面をタッチして、ピントの位置を決めてください。 そうすることで、メッセージ性の強い1枚を撮ることができますよ。

 

 

今年はお花見ができないままで、桜は散ってしまいましたが、 来年は、今年の分もきっと!

 

 

花のパワーもいっぱい借りて、元気に乗り切りましょう!

 

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Chiharuさん

 

 

フォトグラファー 。一児のママ。
笑顔はもちろん、普段の何気ない表情を撮るのが好きです。
いつもこんな素敵な表情をしてるんだよ~と伝えられたら幸せ。

 

<写真でもっと 毎日に彩りを>
「イロドリ シャシン」
instagram https://www.instagram.com/irodori_c/