ふと空を見上げたら、青空の中の不思議な雲のかたち。その軽く流れる感じに見とれました。

空気も乾いて、気持ちのいい11月、家のコトに最適です。

 

 

朝晩は冷え込みが増し、冬の衣類も登場。もう夏の衣類は出番がなくなりました。このタイミングで親子で「夏の衣類」をチェックするのがおすすめです。過ぎ去った夏の記憶がまだあるうちに決断がしやすい、というのがその理由。

 

□着たかどうか。

着なかったものはそれなりの理由があるはず。手放し時かもしれません。

□着心地はよかったかどうか。

色や布地の劣化はありませんか?

買ってみたけど着たら今ひとつ…というものはなかったですか?

□サイズ感がぴったりだったか。

来年は着られそうか、判断する材料にしましょう。

 

夏の記憶をたどりながら、来年の夏に思いを馳せてみましょう。

 

これらのチェックをしながら、「着る」「着ない」「考え中(手放せない)」の3つに分けてみましょう。「考え中」のものは、着ると決めたものとは別にしておくのがポイントです。

 

置く場所があるなら、もうワンシーズン経験して、「ほらやっぱり着なかった」と改めて納得して決めるのもありですね。

 

手放すものがあったら、人に譲る、古着回収に出すなど、行き先もきめましょう。その場合には「ありがとう」と言いながら分けるといいですね。「大切に扱う気持ち」を生活の中から子どもに伝える機会になります。

 

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吉田尚子さん

 

 

一般社団法人家事塾 1級家事セラピスト。 「かぞくで家のコト」をテーマに、暮らしを見わたす視点で、子どもとお手伝い、家事、片づけなどの講座、個人の相談に寄り添う。家事塾(創立・辰巳渚)での学びと前職学習塾で多くの親子に関わってきた経験を活かし、親子の笑顔を願って活動中。「かぞくの家事ノオト」https://shoko3.net/