新しい年を迎えました。
家が自分や家族にとってほっとできる場であること、それが何より大切だなと感じた昨年でした。
庭にあった万両とローズマリーで簡単玄関飾りを。これも家の楽しみのひとつ。
さて、あなたにとって「ほっとできる家」はどんな家ですか?家族にとってはどうでしょうか?
子どもが幼稚園のころからやっている「家族会議」でわが家の人たちに聞いてみました。
開口一番、「あらためて考えると難しいなあ」といいつつも、
・安心できる
・家族がにこにこしている
・家族と楽しくしゃべっている
・自分の好きなことができる
・おいしいごはんを食べる
・片づいている方がいい
・モノが床にあまり出ていない
と、こんなことが挙がってきました。
一人ひとりで感じる程度は違いますが、そういうときは、「そのことが気になる人」の意見を尊重します。だって、それがおびやかされると、ほっとすることから遠ざかるのですから。
じゃあ、それを叶えるためにできることは?
・気持ちを伝える、ありがとうを伝える
・ハグをする
・イライラをぶつけない
・家事には力を出し合う
・時間の使い方を見直す
・ゴミを減らす
・モノを元にもどす
と出てきました。
せっかくなので「1月の吉田家会議」とでも書いて貼っておこうと思います。
「ほっとする家」は、お母さんひとりでがんばるものではなくて、家族みんなで作っていくもの。
こんなふうに知恵を出しあうきっかけを作って、目標を共有できるといいですよ。
そうすると「片づけなさい!」より「お部屋で気持ちよくすごしたいから片づけようよ」と伝える方がいいと実感できます。
年の始め、あなたのおうちでも家族のみんなで話し合って書き出してみませんか?
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吉田尚子さん
一般社団法人家事塾 1級家事セラピスト。保育士。2人の子どもの母。「かぞくで家のコト」をテーマに、暮らしを見わたす視点で、子どもとお手伝い、家事、片づけなどの講座、個人の相談に寄り添う。家事塾(創立・辰巳渚)での学びと前職学習塾で多くの親子に関わってきた経験を活かし、親子の笑顔を願って活動中。
「かぞくの家事ノオト」https://shoko3.net/