屋外で過ごすのが気持ちいい秋の日は、 家から出て自然と遊んでみませんか? 日本シェアリングネイチャー協会の水信亜衣さんから、親子で楽しめる自然遊びを教わりました。木や草、虫たちとお友達になりましょう!

 

のびのびと遊ぶ子どもの姿に ママの心も開放されていきます

 

特別な遊具がなくても、わざわざ遠くへ行かなくても大丈夫。近所の小さな公園でも十分、自然で遊べますよ。

 

ポイントは、何かちょっとしたテーマをもうけること。たとえば『落ち葉を集めよう』と決めて、赤い葉っぱ、いいにおいのする葉っぱ、大きい葉っぱ…といろいろな葉っぱを集めてみる。色や模様、形も個性豊かな木の葉を見つけるのは宝さがしみたいで楽しいし、虫に出会ったり、土のにおいを感じたりと、発見がいっぱいです。

 

いつでも自然体の子どもと、自然の中で過ごすひと時は、ママにとっても格別の時間。植物や虫に話しかけたり、木登りを始めたり、のびのびと遊ぶ子どもを見ていると、ママもフーッと力が抜けて、心が開放されますよ。

 

落ち葉の窓をつくろう

 

 

材料・道具


葉っぱカード・丸や四角にくりぬいた台紙※・はさみ・セロハンテープ

つくり方

 

① 準備をして出かけよう!

「ギザギザ」「穴だらけ」など、葉っぱの色の紙や特徴を記した“葉っぱカード”をつくって、自然の中へ出かけよう

 

 

② 落ち葉をさがそう

 

用意したカードから1枚選んで。「黄色いカードを引いたから、黄色い落ち葉を集めよう!」

 

 

 

 

③ 好きな 落ち葉を選ぼう

 

赤や黄色、ギザギザ葉っぱ、穴だらけ…集めた中から好きな葉を選ぼう

 

 

④台紙に 落ち葉を貼ろう

 

葉っぱが穴より少し大きめになるよう、はさみで切り、穴にかぶせるようにしてセロハンテープで貼りつける。葉が浮かないように、しっかり貼るのがコツ。ママが手伝ってあげてね。

 

 

⑤ できあがり!

 

お日さまにすかしてみると、ステンドグラスみたい。くっきりと浮かび上がる葉脈の模様もきれいです。フレームに入れて飾るのもおすすめ。

 

 

ーーーーーーーーーーー

水信亜衣さん

 

 

日本シェアリングネイチャー協会勤務。芽衣(めい)ちゃん4歳のママ。鳥取環境大学在学中、小学生向け環境教育イベント等を企画運営する中でネイチャーゲームに出会う。卒業後「国立吉備青少年自然の家」等の勤務を経て、2010年より現職。公益社団法人 日本シェアリングネイチャー協会