梅雨ですね~。

ムシムシジメジメのこの季節は、毎年の事ながら気持ちもスッキリしません。

カメラは雨や湿気に弱いので、普段は熱いカメラ小僧の私も、

雨の中、カメラを持ちだすのはさすがに躊躇してしまいます。

でもやっぱり持ち出しちゃうんですけどね~。

 

この間は楽しみにしていた田植え体験の日がまさかの大雨!

貴重な体験なのに、カメラを置いて行くなんて絶対嫌!

かと言って、足元は動きづらい上、空からはかなり勢いの雨が降ってる…。

カメラもろとも田んぼにドボーン!なんてことになったらどうしよう…。

最終的に「どうしたら転ばないか」ではなく、

「どんな風に転んだらカメラを濡らさずに済むか」と考えて、

転び方をイメージトレーニングして現地へ出向き、細心の注意を払って写真を撮りましたよ。

 

 

幸い転ぶことなく、結果オーライ!

さすがにこの日撮った枚数はいつもより少なめでしたけどね。

そして、無事に終わって帰る頃に娘が転んで全身泥だらけになるというオチもありましたが。

 

 

この機会に「できないからこその楽しみ」も考えてみましょう。

雨だと外へ遊びに行くことができなくて、お家遊びの時間も増えますよね。

だったら、お家で写真を撮って楽しんでみよう!

この時期は、衣替え時に出てきた服を見直してみるのも楽しいですよ。

お気に入りだったけど、今シーズンはサイズアウトして、

もう着れなさそうな服と今シーズン新しく購入した服。

ぜひ並べて写真を撮ってみてください。

毎日一緒にいると気付きにくいけど、

「足の長さが全然ちがーう!」なんてことも改めて感じることができます。

「〇歳のときはこればっかり着てたな~」とか

「〇歳のときはこのキャラクター好きだったね~」なんて、

写真に撮っておくと、大きくなってから改めて見直すのもまた楽しくなりそうですね。

 

 

私は梅雨の時期になると強烈に思い出すことがあります。

梅雨を代表する花に紫陽花がありますよね。

私は紫陽花がとても好きで、ちょうど近くの公園にたくさん咲くスポットがあり、

娘と一緒に写真を撮ることをとても楽しみにしていました。

 

ところが、娘はどこからか「紫陽花には毒がある」という情報を得てきたようで、

「毒があるから近づいちゃダメ!」と紫陽花のそばに寄るのを断固拒否!

(毒があるというのは諸説あるそうです)

どんなに宥めても一緒に撮ることはできませんでした。

 

「写真に撮ることができなかった」ということが私の中で強烈な思い出になっています。

紫陽花の季節になると思い出します。

「写真に撮って思い出に残す」という反面、

「写真に撮れなかったことが思い出に残る」ということも、

もしかしたら写真にまつわる楽しみ方かもしれませんね。

 

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このコラムを書いたママ

フォトグラファー Chiharu
保育園児の娘を育てる一児の母。
笑顔はもちろん、普段の何気ない表情を撮るのが好きです。
いつもこんな素敵な表情をしてるんだよ~と伝えられたら幸せ。
<写真でもっと 毎日に彩りを>
「イロドリ シャシン」
https://ameblo.jp/irodori2016/

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