短い夏休みが終わりましたが、いかがお過ごしでしたか??

 

うちは毎日のように川・噴水・家プールと、なんだかずっと水に浸かっていた気がします。もう美白はあきらめるしかありません…

 

さて今回は軽く、タイルのお話をしようと思います。

 

あらタイル!と聞くと、こんなイメージ?

 

 

おしゃれな家の洗面台に、部分的にアクセントカラーで使われているような。これももちろんいいですよね!おしゃれ!やりたい!!

 

でも…これだけの面積にタイル貼るの、ちょっと難しそう…めんどうくさい…(私だけ?)

 

それに賃貸などでは実質無理なことも。クヤシイ!!そこで今回は、数枚のタイルのみでかわいい鍋敷きを作ってみたいと思います。

 

これなら親子で簡単にできて、ちょっとした雰囲気づくりになるかもですね!!

 

 

まずは使いたいタイルを探してください。

 

タイルはもちろんタイル専門店でも購入できますが、インターネットでもたくさんのサイトで取り扱いがあり、ばら売りに対応しているところも多くて便利!

 

ばら売り?そう、タイルはシートというたくさんのタイルがつながった状態で販売されているものも多いのです。

 

大きな面積を貼る場合はつながってくれていた方が便利ですが、この場合そんないらないですよね☆なので、1個1個バラバラでの購入に対応しているかどうかを確認してください!間違うと、すごくたくさん届くかも(笑)。

 

10センチ角くらいの大きなものを一枚、バンと使うのも印象的ですし、サイズも色もばらばらの物を組み合わせるのも楽しいです。

 

 

好きなタイルや組み合わせが決まったら、次に土台と枠を用意します。

 

ホームセンターの工作材コーナーで、土台になる薄板と、枠になる棒を選んでください。ここでサイズを確定するときの重要なポイント、「目地」についてお知らせします。

 

目地とは、タイルとタイルの隙間・継ぎ目部分。この幅を考慮して、鍋敷き全体のサイズを計算してほしいんです。

 

 

よく見てください!白いなにかが!隙間にみっしり詰まってますよね!これを「目地材」といいます。なんかセメント状の物です(アバウト!)。

 

え?コレ必要ですか?…ですよね。でも普通は必要です!タイルってよく見ると、ちょっとデコボコしていたりします。タイルは焼き物なので、出来上がる過程で若干大きさに差が出たりします。

 

それに、ずーっとぴったり貼っていってもとちょっとずつずれてったりして、あれ?最後合わない?なんてことも。

 

それであらかじめ調整のために、3mm~5mmくらいの隙間を取っていくんです。(ほかにも緩衝材としての役割などもあります)

 

さて今回土台には16㎝×16㎝のべニア合板を使用しました。今回は9mm厚のものを使用しましたが、ある程度厚みはあった方がしっかりします。

 

枠には工作用の桧材の3センチ幅で5mm厚のものを、土台に合わせて用意。材料が用意できたら、サイズが合うかどうか目地の幅もとりながら並べて確認してみてください!!

 

 

では次回から、実際に貼る作業に進みましょう。タイルの小物作りは難しい作業も少ないので、ぜひぜひご家族で楽しんでみてくださいね☆

 

かんたんDIYレッスン/親子でタイルDIY2

 

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松迫 妙さん

 

 

木工作家・DIYアドバイザー。京都で数年間木工職人として働いた後に結婚、現在は育児の傍ら自宅アトリエにてオリジナルの木工雑貨を制作。初心者でも手ぶらで楽しめるワークショップも開催。木製雑貨tinycraft(タイニークラフト)主宰。三児の母。
[ ホームページ]https://www.tiny-craft.net/[ブログ]https://ameblo.jp/tinycraft-diy/