思考力クイズにチャレンジして、子どもと一緒に思考力を鍛えましょう!わが子の意外な発想に驚くかも?

 

\親子で挑戦してみよう!/

あなたが辞書を作るとしたら『勇気』をどう解説しますか?
あなたにとっての「勇気」について教えてください。子どもだけでなく、ママ・パパの意見も大募集!!ユニークな回答は次号誌面にて紹介します。採用者にはクルール編集室から図書カードをプレゼント♪ 3月末締切

例)嫌いなものを食べる・仲間の力が自分の力になるなど…

 

 

 

学校法人ノートルダム女学院  常勤理事
高橋 博
東京、大阪などで多くのカトリック系学校改革を成功に導く。前日本カトリック学校連盟委員長、21世紀型教育機構副理事長。著書『父親が知らないとマズイ女の子の育て方』

 

 


ママ改めて「勇気」について考え、説明
するとなると難しいですね。

 

 

高橋理事 大人でもすぐに答えられないでしょう。これが正解というものはありません。自分で考え、自分の言葉で伝える力が必要です。
親世代の学校では、教員が知識を与え、児童は記憶力を高めることに注視してきました。これからの社会では、それだけでは通用しません。今後は社会だけでなく教育現場でも、記憶力はもとより、自分で考え、表現する力が重視されるようになります。
つまり、これからの学校は、児童一人ひとりが思考力を育む場になるということです。

 

 

ママ

考えたり、伝えたりする力の前に、基礎となる言葉や知識を身につける必要があるのでは。

 

 

高橋理事 その通り。基礎知識を学ぶ時間と応用力を磨く時間は必要です。そして、それらが単なる知識の集積ではなく、自ら考える力「思考力」となることが大切です。既に大学入試共通テストや就職試験も思考力を問うものにシフトしています。
私自身、多くの小中高一貫校で教育改革を行い、小学校で思考力を鍛えた生徒が中学・高校と
大きく学力を伸ばす姿を目の当たりにしてきました。

 

 

ママ

家庭でも子どもと一緒に考える時間を持ちたいですが、コツはありますか?

 

 

高橋理事 覚えることは苦手な子どもでも、考えることは楽しいものです。正しい答えをどうすれば見つけられるか、また「これが正解」といえない問いについて、どこまで考えることができるか。身近なことでも親子で考えるクセをつけ、一緒に思考力の翼を広げる楽しさを味わってください。

 

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あなたが辞書を作るとしたら『勇気』をどう解説しますか?

 

 

 

 

共感して
学び合う思考力教育

 

グループでディスカッションを重ね、思考力を高めます。

 

思考力教育の主役は子ども自身。一人ひとりの児童が主体となって学び、「いいね!」とお互い認め合い、共感することが新しい学びへとつながります。ノートルダム学院小学校では、1年生から思考力を育む教育が進められています。

 

ノートルダム学院小学校
一柳 丞 教諭
社会科部で思考力を育む
授業づくりを率いる。

 

 

思考力を育むPBL授業とは

 

自分の考えをタブレットで打ち込み、共有します。

 

ノートルダム学院小学校では、全学年で思考力を育むP B L(Project Based Learning= 課題解決型)授業を実施しています。PBL授業とは、児童が主体となって進める授業の形態で、大小様々なプロジェクトを散りばめたテーマについて、自分で考え、他者の意見を認め合い、ディスカッションすることで考えを深めていきます。

 

子どもたちに、「あなたが辞書を作るとしたら『勇気』にどんな解説をつけますか?」と問いかけたところ、低学年では「鬼を退治」「嫌いなものを食べる」など自分発信の素直な意見が多く、中学年になると「お年寄りに席を譲る」など人の役に立ちたいという意欲が芽生えてきます。そして高学年では、「仲間の力が自分の力になる」と仲間を意識します。

 

「勇気」が「恐怖に立ち向かう心」から「仲間と一緒に立ち向かう心」へと変化していく心の成長に、ノートルダムの学びを感じました。

 

対話を重ねて新しい価値観を創る

 

正解のない様々なテーマについて話し合います。

 

どの学年でも相手の意見を否定せず、お互いの意見に「いいね」と共感している場面をよく見かけます。私たち教員も「皆の意見を合わせるとこうなるね」と対話を重ねた新しい価値観を返しています。

 

「対話」はノートルダムのミッションコミットメントの一つです。すべての教員が、児童を一人の人間として尊重し、対等に向き合って学校生活を送っています。

 

授業も休み時間も明るく前向きな子どもたちには、「勇気」についての問いかけへの答えの通り、お互いを思いやる姿がいつも見られます。まさにノートルダムらしさが輝く瞬間です。

 

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イベントで思考力の学びを
体感しよう!

 

イベント情報の詳細はホームページをご覧ください。

 

 

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ノートルダム学院小学校

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