冬のイベントシーズンは慌ただしい気もして、一月の半ばを過ぎるとほっと一息です。

でも、いつもの季節より、子どもといっしょに楽しむ家のコトが多いのも冬。

「ちょっといっしょにやってみようか?」くらいの軽い気持ちで、温かいお部屋で子どもとおいしいものを作ったりして過ごすのもいいですね。

 

新年を迎えたところですが、実はもう一つの新年ともいえるのが、「立春」。

冬が終わり、春が始まる日で、今年は2月4日です。

その前日、おおみそかにあたる「節分」は、子どもが小さいころからのお楽しみです。

 

写真は、長女10歳、次女5歳の節分

 

古い年のよくなかったことを豆まきで追い払うんだよ、

年の数だけ豆を食べて、一年健康でいられるようにと願おうねと伝えています。

家族の数え年の数に豆を数えてわけたり、自分の巻きずしを作ったりするお手伝いなら、子どもにできることもたくさんあります。

 

わが家では、その年の吉方位(恵方、今年は南南東)を向いて無言で1本のまま食べると縁起が良いとされている太巻きずしを作ります。下のような感じです。

 

 

・ご飯に寿司酢を入れてまぜる。しゃもじで切るように!も楽しいポイント。

・のりを広げて、ご飯を広げる。手元と反対側の奥は2㎝ほどすきまをあけて。

・具はママが用意。縦に4等分に切ったきゅうり、平たく焼いた卵焼きを切ったもの、好みに合わせてツナマヨ、かにかまぼこなど、簡単で小さい子でもかみ切れるものを。

・手前から具をならべ、巻きすかクッキングペーパーで巻く。

また、海苔を半分に切ったサイズなら子どもでも巻きやすいですよ。

 

 

 

最初はいっしょにやりながら、大人から手渡していく作業。

それが「お手伝い」です。

 

「節分に巻きずし」はわたしが母から受け取った記憶。

わが家の子どもたちにも受け継がれていくのかなと思います。

 

 

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このコラムを書いたママ


吉田尚子

一般社団法人家事塾 1級家事セラピスト。「かぞくで家のコト」をテーマに暮らしの講座(子育て、家事、時間、片づけ)や個人レッスンなど、親子の笑顔がふえるようにと活動中。一般社団法人住教育推進機構 住教育インストラクター。ブログ「かぞくの家事ノオト」http://shoko3.net/