立秋を迎えたといっても、まだまだ暑い日が続きますね。

子どもたちは夏休みかもしれませんが、ママにお休みはありません。むしろ夏休みであることで お料理やお洗濯の回数が増え、お疲れが溜まっているのではないでしょうか。

 

さて、今回のコラムでは、ママの悩みの一つである肩こりのセルフケアについてお話していきます。

 

1.手首から始めましょう。

 

肩こりと手首のこりは関係性が強いです。手首を触ってみると、手と前腕の間で、隙間のように感じる部分があります。そちらを反対側の手で軽く握ったまま、手首をゆっくりと最大可動域を維持したまま回します。右回り、左回り、どちらも行なってください。回しにくいと感じる方を多めに回しましょう。

 

 

手と前腕の間に隙間を作るようなイメージで行ないます。関節に遊びを作るストレッチです。

 

2.次は肘まわりです。

 

手のひらを上にして腕を前に伸ばします。内側の肘の少し下の部分を、反対側の親指でプッシュしたまま、腕を揺らしたり、手首を返したり戻したりしながら刺激を与えます。

 

 

ここは、前腕の筋肉(上腕骨内側上顆に付着する筋肉)の疲れの出やすい箇所です。ほとんどの方に硬結が見られ、痛みを感じると思いますので無理をせず、気持ちの良い圧を意識して行なってくださいね。

 

3.最後は肩まわりです。

 

まずは、三角筋を揉みます。イメージとしては引き離すイメージです。

 

 

脇の中央部あたりを触ってみますと、軽い圧でも刺激を感じるところがあります。そこに親指を当てた状態で、肩を最大可動域を維持したまま回してみましょう。軽いプッシュでも痛みを感じることが多いので、無理をせずに。

 

 

そのまま、脇の下の筋肉(肩甲下筋)を揉みます。

 

 

腰の動きの不具合を感じている人は、肋骨あたり「に」手のひら全体を当て、上下左右に動かしてみましょう。

 

 

 

血行が良くなり むくみが取れることで、腕やせ、すっきりした肩まわりも期待できます。
その状態を持続するには筋肉トレーニングも必要になってきますが、日々の疲れを残さないことがまずは第一歩!
そのときのご自身の体調に合わせて、無理のないようにセルフケアを継続してくださいね。

 

———————————

大林 リエさん

 

健やかな心身を保つこと。「感情」と「選択(行動)」が一致し、自らを「幸せ」にできる強さと優しさを持つこと。そのお手伝いがセラピストの役目だと考え、日々 ボディやフェイスのセラピーに取り組んでいます。
Facebook : https://www.facebook.com/lomilomi.leialoha/
blog : https://ameblo.jp/love-lomilomi