暑い暑い夏がやってきましたね!いよいよ夏休み!
海、キャンプ、プール、夏祭り、そして親戚一同が集まったりと、写真を撮りたいシーンもいっぱいです。今年の夏もキラキラ笑顔をいっぱい撮りた~い!

 

 

夏を代表する写真の中で、最も撮りたいシーンのひとつに「花火」があります。花火は夏ならではのお楽しみ!

花火大会では「こんな形もできるの!?」というような複雑な花火が上がったり、お腹までドド~ンと響く音や、次々と輝く光の迫力に魅了されます。この感動をぜひ撮りたい!と慌ててシャッターを切るけど、花火大会の魅力を写真で切り取るのは少し技術が必要です。

 

子どもが小さいうちは、せっかく着せた浴衣がだんだん着崩れてきたり、暑いー、疲れたー、お腹空いたーとなってくると、もう写真どころではありません。花火大会の写真は、子どもがもう少し大きくなった時の楽しみにとっておくことにして、今回はもう少し気軽にできる手持ち花火の撮り方をご紹介しますね。

 

 

子どもの花火への反応も、去年は泣いてばかりで近づきもしなかったけど、今年は自分で持てた!1人でできた!と成長を感じる場面で、ぜひ写真に残したいですよね。

 

でも、花火を撮るのが苦手だと感じる方は多いと思います。なんてったって夜ですからね。カメラは暗いところを撮るのは苦手です。じゃあ、フラッシュを使って撮ろう!とついつい思っちゃうんですが、実はフラッシュを使わなくても撮れるんです。いや、むしろ使わない方が自然に撮ることができます。

 

フラッシュはシャッターを切る一瞬に強い光を放って明るくするので、暗いところで使うと、本来の色まで飛んでしまって、白っぽく写ってしまい、不自然な印象になってしまいます。

 

手持ち花火を撮るときはフラッシュ機能をオフにしてください。そして、花火の明るさを利用して写真を撮ります。色とりどりの花火の色を受けて、赤やオレンジに反射する子どもの顔が、とても自然で温かみのある色合いで撮れます。地面に置くタイプの花火などは明るさもあり、周りで見ている子どもたちの表情まで撮りやすいです。

 

 

とはいえ、花火だけの明るさでは全身や広い範囲を撮るほどの明るさには足りません。花火や手元を狙って、上半身を中心にぐっと近づいて撮ると、うまく撮れる率がアップしますよ。

 

暗いとブレやすいので、安定した姿勢で撮ることも大事です。ぐっと腰を落とし、脇を締めて撮ります。姿勢を落とすことによって、子どもと同じくらいの目線になるので、より自然な表情を狙えます。

 

安全に注意しながら、花火撮影を楽しんでくださいね。

 

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このコラムを書いたママ

フォトグラファー Chiharu
保育園児の娘を育てる一児の母。
笑顔はもちろん、普段の何気ない表情を撮るのが好きです。
いつもこんな素敵な表情をしてるんだよ~と伝えられたら幸せ。
<写真でもっと 毎日に彩りを>
「イロドリ シャシン」
https://ameblo.jp/irodori2016/

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