今年は今までにないくらいの暑い暑い夏でしたが、近頃はすっかり秋めいてきましたね。
最近は外へのお出掛けもしやすくなりました。
芸術の秋、スポーツの秋、食欲の秋!
何をするにも気持ちのよい季節の到来です。

 

 

秋は運動会などの学校行事、紅葉狩りや味覚狩りなど、写真を撮りたいシーンがたくさんあります。
カメラを持ちだす回数や、一度に撮る枚数も多くなりますよね。
今はスマホやデジカメが主流となり、
フイルムとは違って、とても気軽に写真が撮れるようになりました。
その分、とりあえずいっぱい撮って、大量に保存してしまいがち。

 

でも、いっぱい撮ってるのに、
いつも同じような写真になってしまう・・・ってことありませんか?

 

キレイな景色や素敵なフォトスポットを見つけると、
「はーい、並んで~」「はーい、こっち向いて~」「はーい、笑って~」と、
ついつい声かけしてしまう~・・・。
後で見ると、背景が変わるだけで、同じような写真になってる・・・?

 

そんな時、気をつけるポイントは「ストーリーで撮る」ということ。
私は写真を撮るとき、絵本のようにストーリーを考えて撮ります。

 

例えばお芋掘り。
土を掘っているとき。
うまく掘れなくてちょっと疲れた表情。

 

 

お芋がちょっと見えた状態。

 

 

もうすぐ出てくる!と期待に満ちた表情。
そして、掘れた~!っていう嬉しい表情。

 

 

力が入りすぎて、尻もちをついちゃったり、
途中で嫌になって投げ出しちゃったり、
疲れて泣いちゃったり、
そんなシーンもその日限りのストーリーです。

 

カメラ目線の写真や集合写真ももちろん撮るけど、
力の入ってる背中とか、土がついて汚れてしまった靴とか、
写真を後で見返した時にその日の気持ちに戻れるような、
温度を感じられるような情景も一緒に撮っておくと、尚良し!

 

 

お芋が掘れてヤッター!のポーズで「おわり」になるのが、
絵本の王道のおわりかもしれないけれど、
子どもの年齢やその日の気分によっても、そのストーリーはさまざま。
たとえ、涙やトラブルがあっても、
それは一生にたった一度の「今日」の思い出になる。

 

写真と共に、その日その時を大事にできたら素敵だな~って思います。
あなたのお家だけのストーリー写真をぜひ撮ってくださいね。

 

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このコラムを書いたママ

フォトグラファー Chiharu
保育園児の娘を育てる一児の母。
笑顔はもちろん、普段の何気ない表情を撮るのが好きです。
いつもこんな素敵な表情をしてるんだよ~と伝えられたら幸せ。
<写真でもっと 毎日に彩りを>
「イロドリ シャシン」
https://ameblo.jp/irodori2016/

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