4月は入学、進級のシーズンですね。
私の息子たちは小学校3年生、2年生に進級しました。
子どもの成長は早いものです。
季節の移り変わりを、年々早く感じます。

 

 

当たり前ですが、親である自分も子どもとともに年齢を重ねています。
子どもの時に見ていたアニメの父母の年齢を、自分が上回っていることに気が付き驚きます。
国民的アニメである、クレヨンしんちゃんやドラえもん のび太くんのご両親の年齢を検索してみてください。
彼らの年齢が思っているよりも若くて、家族の会話が盛り上がりますよ。

 

少し話が逸れますが、私自身の祖母が亡くなり、もうすぐ一年を迎えようとしています。
畑に行くときも、お化粧をしていた祖母。
「女はね、いつだって かわいくなくっちゃ」とおどけて笑う祖母は、孫の私から見ても愛らしく見えました。

 

自分のことだけを考えていたころと違い、家族を支える母親は時間との戦い。
赤ちゃんのときは、おむつ替えに授乳。
歩けるようになると、それはまた目が離せませんし、就学して後は学習面の心配や、お友達との関係も気になります。
地域の委員にPTA、ついうっかり子どものお弁当日を忘れることも!

 

完璧は無理です。
母だって人間ですから、完璧ではありません。
「強くなる」ことを目指す前に、「かわいくなる」ことを意識しませんか。

 

自分が子どものころ描いていた母親像とは違っても、きっと家族から愛され、助けてもらえるお母さんになれるはず。

 

「女はね、いつだって かわいくなくっちゃ」と言った祖母は、たくさんの子、孫、ひ孫たちがひっきりなしに病室を訪れて、快晴の朝、にぎやかで穏やかな中、旅立ちました。

 

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このコラムを書いたママ

 

大林 リエ
健やかな心身を保つこと。「感情」と「選択(行動)」が一致し、自らを「幸せ」にできる強さと優しさを持つこと。そのお手伝いがセラピストの役目だと考え、日々 ボディやフェイスのセラピーに取り組んでいます。
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