5月になって、新元号となりました。

私自身はそれほど騒ぐことなく過ごしていたのですが、

改元そばやカウントダウンが、テレビなどで取り上げられ、

さながら、今年2度目の年越しみたいで、

大盛り上がりの新時代の幕開けとなりましたね。

 

祖母が大正生まれで、昭和、平成、令和と4つの時代を生きていることを、

すごいことだなぁと思っていましたが、

よく考えたら、私も昭和、平成、令和と3つの時代を生きている!

そして、私の娘はまだ6歳ですが、

もうすでに平成、令和の時代を生きているんですよね。

なんだかとても感慨深いです。

 

ご近所さんに4月末が出産予定のママがいて、

平成ベビーか令和ベビーかと、私までドキドキでした。

もちろん、無事に生まれてきてくれれば、

どちらでも愛しいことに変わりはないけれど、

ちょうど改元のタイミングだったので、なんだかドキドキに拍車がかかりました。

 

 

最近は芸能人などでも撮る方が増えてきたマタニティフォト。

妊娠中の大きなお腹を残す写真のことです。

かつての日本は、大きいお腹をゆったりした服装で隠すという風潮がありました。

でも妊娠期は、人生の中でそう幾度もない貴重な時間。

女性ならではの神秘的な姿をぜひとも残してほしいです。

 

 

今でこそ、3Dや4Dといった技術が発達して、

お腹の中の赤ちゃんをエコーで確認することができますが、

私の母の時代は、エコーなんてものもなく、検診へ行っても、

お腹の中に本当に赤ちゃんがいるのか?と不安に駆られていたそうです。

自分のお腹が徐々に大きくなっていくことだけが、

「あぁ!本当に赤ちゃんがいるんだ!」と確信できたといいます。

 

 

私自身、高齢での妊娠、出産だったこともあり、

とにかく不安ばかりで、エコーで確認してもらっても解消せず、

母と同じく、徐々に大きくなっていくお腹に安心していました。

毎週、同じポーズでセルフで写真を撮って、

大きくなっていくお腹を確認していたものです。

 

 

私の場合、自分の不安を解消させるために毎週写真を撮っていましたが、

今となっては、その写真がとても貴重なものとなっています。

娘にとっても、自分がこのときにお腹にいたということが実感できるのか、

とても嬉しい様子。

 

人生で限られた、お腹の大きな時間。

大きな丸いお腹は本当に魅力的です。

そしてなんといっても、美しい!

自分自身にとってはもちろん、家族や産まれてくる赤ちゃんにとっても、

かけがえのない1枚になるはずですよ。

 

 

 

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このコラムを書いたママ

 

フォトグラファー Chiharu

 

小学生の娘を育てる一児の母。
笑顔はもちろん、普段の何気ない表情を撮るのが好きです。
いつもこんな素敵な表情をしてるんだよ~と伝えられたら幸せ。

 

<写真でもっと 毎日に彩りを>
instagram「irodori_c」
https://www.instagram.com/irodori_c/

 

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