今回は夏休みに行きたい 絵本のあるお店を紹介させていただきます。
紹介させていただくお店は、宇治にある「キッズいわき ぱふ」さんです。
お店の1階には、絵本と赤ちゃんのおもちゃや木製の電車などがあります。
絵本コーナーは、作家さん順に並び、名作がずらりと揃っているところが、このお店ならではだと思います。そして、福音館書店の月刊誌のバックナンバーもこちらではコーナーがあり、買いそびれた本や読んでみたかったものに出会えるのも他の書店にはない魅力です。
次に、2階には、つみきやボードゲームがあります。
ボードゲームは気になるものはお店の方に相談すれば、やり方を教えてもらえるので、子どもさんといっしょにゲームをやってみて、年齢にあっているか、どれくらい興味を持ってできるかを検討した上で、購入できます。
我が家は、息子の幼児期、月に1度こちらに通い、迎えたボードゲームを晩御飯のあとに家族でして過ごしました。それは、今でも楽しい思い出で、こちらでいただいた絵本やゲーム、おもちゃは大切に残しておきたいと思うものばかりです。
最後に、お店の方におもちゃや絵本にとって大切なことは何ですか?と伺いました。
「知らない人同士であっても、そのゲームやおもちゃ、絵本が1つあるだけで、人とのかかわりが生まれること」とおっしゃった言葉が心に残りました。
現代の私たちの生活で、希薄になってきている「人とかかわること」を今の子どもたちに親として伝えていくことの難しさを感じていたのですが、お話を通して、子どもたちの近くに「人とのかかわり」を助けてくれるツールがあることに気が付きました。
「人とかかわること」「人とつながること」
今、目の前の人や自然とのかかわり方を知らない子どもたちが多いと聞きます。そのきっかけをもしかしたら知らないだけなのかもしれません。だから、それを助けてくれる絵本やおもちゃ、ボードゲームの存在を伝えていくことも私たち大人の役目だと思います。
「キッズ いわき ぱふ」さんは 京阪宇治駅・JR宇治駅から歩いて行けるお店です。この夏休みに是非、足を運んでみてください。
「キッズ いわき ぱふ」
宇治市宇治妙楽31(JR宇治線/京阪宇治駅より徒歩4~6分)
℡ 0774-24-4321
営業時間午前10時から午後18時まで
定休日 毎週月・火曜日(祝日は営業)
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永井 知佳子
前職で国語を教えていました。国語の力の基礎は幼少期の読書です。本との最初の出会いである親子の読み聞かせの時間の大切さをたくさんの方に知っていただけたらと思い、読書支援活動をしています。1 児のママ。
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