GWに見ごろを迎えていたツツジの時期も終え、次はアジサイの季節を迎えようとしていますね。
日々の育児や家事で体の疲れを感じているママも多いのでは。
今回は、美しい姿勢、立ち方についてお伝えします。

足は全体重を支えているため、毎日相当な負荷がかかっています。まずは、その負担をできる限り軽減させるため、朝起きたらまず立ち方を意識しましょう。
スムーズに美しく立てるよう、基本的な重心の取り方がわかるヨガのタダーサナ（山のポーズ）を紹介します。簡単に見えますが奥の深いポーズです。

まず、肩幅に足を広げて立ち、足の指を全て上げてみましょう。土踏まずがしっかりと出て、足の裏のアーチが確認できます。このアーチを潰さないようにしっかりと足の指で床を踏みしめます。

次に足の五本指の間を広げます。
母指球（親指の下）、小指球（小指の下）、かかとの両端の４点でしっかりと体重を分散させます。

美しい姿勢は、立ち姿を横から見て確認します。
外耳孔（耳の穴）、肩峰（肩の中央）、大転子（股関節の横に出っ張っている部分）、ガーディ結節（膝蓋骨の外側少し下）を点で結んで一直線になるとよいと言われています。

下記は完全に一直線にはなっていませんが、姿勢の変化を撮影したものです。

この確認は自分ではなかなかできないものなので、タダーサナをすることで自分で負担なく立てるようになるのがいちばん簡単で、無理なく継続できます。

何度もコラムでも書いていますが、美しく、使い勝手の良い身体はエステやマッサージだけでは叶いません。（本当は叶う、と言いたいところですが）食生活、運動習慣、質の良い睡眠が基本です。

無理なく、楽しく続けて、元気に美しいママを目指しましょう！

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大林　リエ
健やかな心身を保つこと。「感情」と「選択（行動）」が一致し、自らを「幸せ」にできる強さと優しさを持つこと。そのお手伝いがセラピストの役目だと考え、日々 ボディやフェイスのセラピーに取り組んでいます。
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