前回は正しい姿勢、立ち方についてお話しいたしました。

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今回は前回を踏まえて足の裏を意識しやすくなるケアの方法をお伝えします。

 

 

血行が良くなっているお風呂上がりがおすすめですが、一日の始まりにストレッチなどと組み合わせるのも良いですね。

 

それでは、足の末端からスタートしましょう。

 

足の指をひとつひとつ つまんで、手の指の腹を使って揉みます。例えば、フットリフレクソロジーの反射区でいうと、足の親指は「脳」です。脳疲労を感じている方は親指の指の腹を揉んだり親指の先を前後左右、どちらもつまんだりしてあげましょう。

 

他の指も、反射区としては、目や耳につながると言われています。ひとつひとつの指を丁寧に労わってあげましょう。リラックス効果を高めるためにも、必ず深呼吸とともに行います。

 

 

 

 

足の指をうまく使えていない人、例えば、よくあるのが、指の第一関節が曲がったままの人、親指だけ常に力が入って床から離れてしまっている人はいませんか?

 

そういう状態になっている人は特に、指の第一関節を両手でつまんで、上下に動かします。関節がうまく動くように、隙間をつくってあげるイメージです。

 

 

ハイヒールをよく履く人は足の中央に近いところ、リスフラン関節が固い方が多いです。

 

足全体を手のひら全体で掴んで上下に動かします。それも関節の動きをよくするイメージで行います。

 

 

内転筋群が弱く、体重が体の外側(小指側)にかかっている人も多いです。それはご自身のハイヒールのかかとの減り方で確認できます。外側ばかりすり減っていませんか?

 

足の母指球と小指球を掴み上下に動かして、足全体の緊張をときます。

 

 

最後に、かかとも触りましょう。手のひら全体で掴んで円を描くように動かします。

 

 

 

そのままアキレス腱も優しくつかんで揉みます。

 

いかがでしたか?身体を支えてくれている足。使い方を意識して、フットワーク軽く、楽しい夏を過ごしましょう。

 

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大林 リエ
健やかな心身を保つこと。「感情」と「選択(行動)」が一致し、自らを「幸せ」にできる強さと優しさを持つこと。そのお手伝いがセラピストの役目だと考え、日々 ボディやフェイスのセラピーに取り組んでいます。
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