「英語」が大事なのは分かるけど、今から何を、どう学べばいいの?その「?」に応える学びのカタチは、「思考力」にあります。

 

Vol.2 どう学べば「使える英語」が身につくのか。

 

 

「ネイティブの先生なら安心」
という落とし穴

 

子どもの英語教育といえば「とりあえずネイティブの先生に教わっておけば安心」と思っていませんか。ネイティブの先生なら発音もキレイだし、本場のフレーズを耳になじませておけば、ペラペラになれそうな期待も高まります。

 

でも、就学前の今の段階で英会話が堪能になっても、それはあくまでも「子どものおしゃべり」。この先の勉強や社会の現場で「使える英語」はまた別物です。

 

大切なのは、子どもの発達段階に応じた「思考力」を養いながら英語を身につけること。「英語力」と「思考力」、この2つの力があってこそ、これからのグローバル社会に不可欠な「コミュニケーション力」が育まれます。

 

 

AIが翻訳する未来に
英語力は必要なのか

 

子どもたちが社会人になる頃には、AI(人工知能)が通訳や翻訳の仕事を担うだろうともいわれています。わざわざ苦労して英語を学ぶより、英語はAIにまかせておいて、英語以外の得意分野を伸ばす方が将来に役立つのではと思われるかもしれません。

 

しかし、AIには限界があります。それは人間の「気持ち」が分からないこと。AIは言葉を正確に訳せるだけで、その裏にある人間の「気持ち」を汲んだり、伝えたりすることはできないのです。

 

例えば、「Do you have a pen?(ペンを持っていますか)」と聞かれたら、あなたはどうしますか。AIは「Yes(はい)」もしくは「No(いいえ)」と答えるだけですが、人間は相手の困っている表情を観察したり、ここは教室で今から授業が始まるという状況を考え合わせたりして相手の気持ちを推し量り、相手にさっとペンを差し出すことができます。

 

英語はあくまでも、人間と人間同士のコミュニケーションのツール。大切なのは発音でも文法でもなく、状況を判断する力や相手の気持ちを理解して行動する力、すなわち「思考力」なのです。

 

 

あいまいさに耐え
「伝えたい」思いが言葉を育む

 

英語力を育む土台となる思考力を鍛えるベストな環境が、先生、友人、家族など身近な人との会話のやりとり。間違っていても、半分しか分からなくても、大丈夫。

 

言語の習得に必要なのは、むしろこの「あいまいさ」に耐える力なのです。

 

完全に文法を理解できなくても、大好きな人とつながりたい気持ちがあれば、子どもは一所懸命に考え、何度でもトライします。

 

子どもが自ら「伝えたい」「理解したい」と願い、「どうすれば伝わる?」「どうすれば理解できる?」と考える。分かりあえた喜びに感動し、もっと分かりあえるように努力する。そのプロセスこそが、将来のグローバル
社会を生き抜く「コミュニケーション力」の礎となるのです。

 

そして、それは、確実に子どもたちの未来の可能性を広げる力となるでしょう。

 

 

「思考力」を伸ばす授業とは?

 

創立当初から「英語」を教科としてきたノートルダム学院小学校では、発達段階に応じ、子どもの心を動かす英語プログラムが充実しています。

 

▮自ら考え身につける
思いを伝えるための英語

 

ネパールの子ども達と英語文通

 

「English Everyday」を合い言葉に、全学年で毎日「使える英語」のやりとりを重ねています。

 

1年生からネイティブ教員が英語で授業をしますが、サポートの日本人教員は英語を日本語に通訳するのではなく英語で「それはどういう意味ですか」と聞いて見せ、児童に「分からないときは質問すればいいんだ」という気づきを促します。

 

そして、必ず相手の顔が見えること。劇のセリフを言い合ったり、買物する設定でお店に注文を伝えたり。一人で覚える英語ではなく、相手に思いを伝える英語を身につけていきます。

 

英語劇の様子

 

 

▮学年や教科を超えて
導ける教員層の厚さ

 

6年生は修学旅行での体験を英語で発表し、5 年生にプレゼンテーション。旅行のコースは複数あるので、5年生は来年に自分たちが行きたいと思ったコースに投票。6年生は5年生に魅力を感じてもらうプレゼンづくりに奮闘します。

 

授業でも国語の教材を英語劇で演じたり、身近な教員が登場するオリジナル絵本を読み聞かせたり。学年や教科を超えて、英語が伝わる喜びを味わいます。

 

これらを可能にしているのが、教員の層の厚さ。小学校英語への理解が深い学級担任や、英語教育の専門性を持った専科教員が連携することで、学校をあげて他教科の学びを取り入れた言語活動指導を行い、一人ひとりが英語に親しめるように導いています。

 

 

修学旅行の英語プレゼンの様子

 

 

思考力を伸ばす授業を
体感しよう!

 

実際にイベントに参加してノートルダム学院小学校の「思考力を伸ばす授業」を体感しませんか。保護者の方も「思考力」を伸ばす授業を体験できる新しいプログラムを準備中!

 

 

今必要な学びとは? 未来志向のノートルダム教育をその目でお確かめください。WEBでの授業配信と学校説明会を行います。

 

学校紹介や入試についての説明会を行います。

 

※内容については、調整中で、変更の可能性があります。ご了承ください。

 

イベント情報の詳細はホームページをご覧ください。

 

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ノートルダム学院小学校

京都市左京区下鴨南野々神町1-2
京都市営地下鉄烏丸線「松ヶ崎」駅徒歩6分
TEL 075-701-7171
https://www.notredame-e.ed.jp

 

 

これからの未来を拓く 学びのカタチ~  Vol.1今、大切にされている思考力って?