ようこそ思考力の実験教室へ!「考える」ことは好きですか?9割を占める児童が「考えること」が「楽しい」と答えるノートルダム学院小学校の子どもたちに「考えること」「考えを伝えること」について聞きました。

 

 

ともだち ってなに?

 

かぞくで
はなしあってみよう

 

\家族でやってみようl!!/
「友達って何?」話し合ってみんなの考えをきかせてね

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思考力ポイント1

 

はずかしがらずに
自分の考えを
相手に伝えよう

 

 

中山さん ノートルダム学院小学校6年生

 

中山さん*人にはそれぞれいろいろな考え方があるので正解は一つではないと思います。はずかしがって黙っていたら自分の考えも相手の考えも分からないけれど、自分の考えを伝えれば相手の考えも聞けるし、話し合って分かり合うこともできます。まちがいや違いをおそれるのではなく、まずは相手に自分の考えを伝えるようにしています。

 

 

思考力ポイント2

 

自分の考えと
相手の考えの
「違い」を楽しもう

吉川さん ノートルダム学院小学校5年生

 

吉川さん*がんばって伝えた自分の考えが相手の考えと違うこともあります。そんなときは「まちがった」とがっかりするのではなく「もっと違いを知りたい」と考えるようにしています。自分と違う考えに出会うと「なぜだろう?」と思って相手の考えをもっとよく聞くようになるので、一緒に話し合ったり考えたりすることが楽しくなります。

 

 

思考力ポイント3

 

口に出して伝える
勇気がないときは
「伝える」工夫を

 

小林さん ノートルダム学院小学校5年生

小林さん*恥ずかしくて自分の考えを口に出して伝える勇気が出ないときは、書いたものや作ったものを相手に見せて伝えるという方法もあると思います。せっかく良いことを考えたかもしれないのに誰にも伝えなかったら、誰も知らないままになってしまいます。もしまちがっていたとしても先生やみんなと一緒に考えることができるので、一緒に新しい発見ができると思います。

 

 

 

\児童対談/

9割の児童が
「考えること」が
楽しくなる秘密は?

ノートルダム学院小学校では「自分で考える」ことを「楽しい」と答える児童が9割※を占めます。子どもたちに「自分で考える」ことの「楽しさ」を語ってもらいました。
※2022年度10月児童調査より

 

 

 

 

理解が深まるから
「考える」が楽しくなる

 

中山さん*ノートルダム小学校のみんなが自分で「考える」ことを楽しめるのは、学んだことが頭に残りやすいからだと思います。
吉川さん*自分の発言や友だちの発言がキーワードになって、記憶に残りやすくなります。
小林さん*最初に自分で考えてから次に先生の説明を聞くと「なるほど、こうなるんだ!」と理解が深まります

 

「考える」習慣が
自然に身につく授業

 

中山さん*苦手な分野の意見を発表するときは少し勇気がいりますが、先生もクラスメイトも一人ひとりの意見を受け入れてくれるので「言ってよかった」と実感できるし、「次はもっと発言しよう」と意欲が高まります
吉川さん*1年生のとき担任の先生が「自信がなくてもいい、まちがってもいいから手を挙げよう」と指導してくだったのが大きいですね。授業中はいつも複数の意見を考えてノートに書き出しておく習慣がつきました。
小林さん*一人ひとり違う考えを持っていることが分かるのが面白いですね。「なぜ、そう考えたのか?」「もっと別の考え方はないか?」と話し合いながら、お互いの意見の良いところを採り入れあい、より良い意見を一緒に作り上げることを楽しんでいます

 

プレゼンを通じて
「思考力」が高まる

 

中山さん*意見の多様性を実感することが多いので、国語の読解文について意見を発表するプレゼンで「共感する点」と「共感しない点」を自分なりに分析できたときは手応えがありました。
吉川さん*3年のとき伝統工芸についてグループでプレゼンしたときは全員の意見をまとめるのが大変でしたが、5年生になった今では成長できたと実感しています。
小林さん*社会の未来について調べるグループ学習ではメンバー全員から違う意見が集まってしまい、今までで一番話し合いました。一人の意見に偏ることなく、みんなの意見をまとめることの難しさと達成感を味わえた瞬間でした。

 

【 編集後記 】
 今回取材をさせていただいた児童の皆さんは、頼もしく、質問に対し、的確に自分の意見を述べていました。日々の考える習慣によって培われた「考える力」があってこそできることです。子どもたちの思考力を大切に育んでいるノートルダム学院小学校。ノートルダムならではの「考える力」を重視した学習の賜物だと感じました。

 

 

 

ノートルダム学院小学校

京都市左京区下鴨南野々神町1-2
京都市営地下鉄烏丸線「松ヶ崎」駅徒歩6分
TEL 075-701-7171
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