一人ひとりが積極的に考え行動する「自走力」につながる「思考力」を育むノートルダム学院小学校。先生方に「子どもの思考力を伸ばす声がけ」についてうかがいました。
「ありがとう!」「うれしい!」「がんばったね!」「いいね。頑張ってるね。」
「どうした?どうしたい? 何か手伝ってほしい事はある?」
〈好きになる!〉
◆電車や歴史、スポーツ、漢字などなど…何でも興味を持った時に思いきりさせてあげると、自然と学びを楽しむ子に。
◆周りの大人が、いろいろなことに興味を持って知りたいという姿勢を見せる。
〈嫌いになる〉
「なんでできないの!」「なんでわからないの。何回いえばわかるの」「ちゃんとしなさい」
〈伸びる!〉
◆怒り、悲しみ、悔しさ…などの気持ちはわけを聞いてあげて言語化を。
◆事実確認をしっかりして、よくない所のみを叱り、その行動に至ってしまった思いに共感を。
〈伸びない〉
◆事実確認が不十分なのに、頭ごなしに決めつける。
◆たくさんの人がいる前で叱る。
◆ある程度の成功体験がある
◆熱中できるものを持っている
◆保護者がおおらか
◆家族との関係が良い
◆家でよく褒められていると、ささいなことで先生に褒められた時素直に喜べる土壌ができているように感じます。
学校行事や勉強など、子どもと一緒に楽しんでくださる保護者はすてきだと思います。「学校で借りた本をお母さんと一緒に読んでいる」「音楽会で歌った歌をお母さんがピアノで伴奏してくれて家で歌う」などの声を子どもから聞くことがあります。子どもとしっかり向き合った子育てをされている家庭のお子さんはいろいろな事に積極的で伸びしろを感じます。