子どもと一緒にクイズにチャレンジして、「なぜ?」を考えてみましょう。

 

 

\前回号で募集した読者の皆さんからの声を紹介します!/

まだ青いトマト どうやって売る?

たくさん挑戦いただきありがとうございました!回答の中から2つ、ノートルダム学院小学校 野村 先生のコメントと一緒にご紹介します♪前回の記事はこちらから

 

 

お部屋に飾ると
綺麗ですよと言って売る。 かほ(5歳)

食べられないから代わりとなる使い道を考えました。

 

●先生からひと言●全く視点をかえることってなかなかできないけど、とっても大切だと思います!トマトも幸せ!すてきです。

 

収穫権を売る。 パピコ(12歳)
自分で収穫する体験と完熟トマトを採れたてで食べてもらえるから。

 

●先生からひと言●いいですね。収穫してもらう方もする方も得るものがたくさん生まれそう!!

 

\親子で挑戦してみよう!/

スマホやタブレットで
だれとどんなお話がしたい?


スマホやタブレットでだれとどんなお話がしたいですか?子どもだけでなく、ママ・パパの意見も大募集!!ユニークな回答は次号誌面にて紹介します。採用者にはクルール編集室から図書カードをプレゼント♪ 11月末締切

 

 

 

 

ノートルダム学院小学校
ICT教育主任・算数科
植村 友紀 教諭
ICT教育主任として全学年のICT教育を率い、算数科の専科教諭として好奇心と論理的思考力を導く授業を展開。

 


ママタブレット端末は世界とつながるのに魅力的ですね。

 

 

植村先生*タブレット一台が手元にあれば、世界中の色々な情報にアクセスしたり、自分から情報を発信したり、距離を越えて、世界を身近に感じることができます。

 

また、授業では、児童が自分の意見をタブレットから書き込み、それをクラス全員で共有します。口数の少ない児童が絵入りの長文を書き込んだり、苦手分野でも好きなテーマでは書き込みが増えたり、一人ひとりが個性を発揮するのに最適です。

 

授業で気になったことや興味の出たことは休み時間に調べて友達と見せ合い、「どう思う?」と、自然とディスカッションの輪が広がって、友だちや教員とのつながりもどんどん深まっていきます。

 

 

ママ

一人一台だと遊び道具になりそうで心配です。

 

 

植村先生*今やタブレットはノートやペンと同じ文房具の一つであり、辞書のように調べ学習にも欠かせないツールです。だからこそ、児童とは使い方についてよく話し合いをしています。一人ひとりがルールや使い方を考え、学習道具の一つであるという意識を高めています。

 

また、児童は遊びの中で試行錯誤し、学び、考えを深めたりもします。もちろん失敗することもありますが、学校という空間の中でのことですので、それもまた一つの学びとなります。

 

 

ママ


書く力や読む力も高めてほしいです。

 

 

植村先生*授業でタブレットを使いますが、すべてタブレット任せにしているわけではありません。「読書をする」、「ノートを書く」など、目的を明確化して、様々なことをおこなっています。また、情報を調べるときには、本と読み比べを自然と行ったり、調べたことを自分なりの表現でまとめたりと、今までよりも書いたり読んだりする機会は増えているのかもしれません。

 

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スマホやタブレットで
だれとどんなお話がしたい?

 

 

 

 

一人一台のタブレットが
児童の思考力を伸ばす

 

オンライン授業は、通常の対面授業通りではなく、オンラインに適した手法で、メリハリをつけ進めます。「コロナ禍を通じ、ノウハウは随分蓄積しています。児童一人ひとりの個性を再発見するきっかけにもなりましたね。」と先生。

 

ノートルダム学院小学校では早くから情報通信技術を活用したICT教育に力を入れてきました。1年生から6年生まで一人一台のタブレットは、児童一人ひとりの思考力を大きく成長させています。

 

思考力の基本は
コミュニケーション力

 

ICT教育とは、Iは情報(Information)C はコミュニケーション(Communication)Tは技術(Technology)のこと。ノートルダム学院小学校が特に力を入れているのがC、コミュニケーションを介した思考力の育成です。

 

授業ではオンラインでも教室でも、1年生から6年生の全学年が一人一台のipadを使って学びますが、どの授業も発言しない児童は一人もいません。児童が意見をタブレットに書き込むと即、クラス全員が共有し、反応が返ってくるからです。

 

ユニークな意見は教員がスクリーンで紹介するので、どの児童も「次は自分の意見を採用してもらおう」と張り切って書き込みます。教員の説明を聞くだけの受け身の授業ではなく、全児童が積極的に参加する授業が実現できるようになりました。

 

AIアプリを使って課題に取り組む児童。

 

リーダーシップから
リレーションシップへ

 

グループ学習では、タブレットの導入によりコミュニケーション力がいっそう向上しました。一人がリーダーシップをとってグループを率いるのではなく、全員が意見を出しあって互いの意見の良い所を取り入れ、目標の達成をめざす。そんなリレーションシップを築けるようになったのです。

 

児童一人ひとりが自分の意見をしっかり持つ。それを裏付けるデータを調べる力や考えをまとめて表現する力、発信する力を養い、自分とは異なる意見も受け入れて高みをめざす。ノートルダム学院小学校のICT教育は、思考力を深めるうえで不可欠なコミュニケーション力の基本を育む大きな土台となっています。

 

ものの燃え方の集大成の課題は「おいしい焼き芋を作る」。火のおこし方からタブレットを使って自分たちで調べます。思い通りいかず、試行錯誤するのも思考力の試されるところ。

 

\在校生の声/

ZOOMでのオンライン授業は、工夫されていて楽しいし、すぐに質問できるのがとても良いです。AIアプリも併せて使っているので、自分のペースで勉強できています。

 

 

イベントで思考力の学びを
体感しよう!

イベント情報の詳細はホームページをご覧ください。

公式LINEアカウントはこちらから。

 

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ノートルダム学院小学校

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