私たちの日常を一変させた、新型コロナウイルス感染症。
withコロナ時代を生き抜くために必要な力とは?

 

Vol.3  with コロナ時代、「思考力」と「英語力」が必要な理由とは  

 

 

ピンチをチャンスに
変える「思考力」って?

 

私たちの日常を一変させた新型コロナウイルス感染症。大人も子どもも一人ひとりが「今できる最善のことは何か?」を考え、実践する「思考力」が求められています。

 

例えば、ある焼肉店は、店舗内で営業できなくなった代わりに焼き肉セットの販売を始めました。一般的な焼き肉セットではなく、おいしく焼けるコツの説明とオリジナルの秘伝のタレをセットにして販売。オリジナリティーを出すことで、既存客を手放さなかっただけでなく、新規顧客を獲得することにも成功しました。

 

このようなピンチをチャンスに変える「思考力」は、どうすれば育めるのでしょうか。

 

 

これからの未来に必要な
「思考力」の源とは

 

今までの学校が教えた「思考力」は、「①知識②理解③応用④論理」という4段階でした。「①多くの知識を持ち②理解を深め③応用力を磨いて④論理的に実行する」焼肉店でいえば、「①調理の知識を学び②プロの技術を理解し③独自の味を追求しながら④経営力も身につける」というところでしょうか。

 

しかし、これから必要となる「思考力」は常識を覆し、新たな価値観を創造する力。教科書のように正解が存在するわけではないため、一人ひとりが自分の力でオリジナルな解答を創造しなければなりません。

 

例えば先の焼肉店は「お客さまが来店する所」から「お客さまに〝おいしい〞を届ける所」へと思考を変換することで新たな価値を生み出しました。

 

その「思考力」の原動力となったものは何だったのでしょう。それは、「今こそ〝おいしい〞を求める人の役に立ちたい」という思いやりの心です。

 

この先の未来を生きる子どもたちは、今以上に予測不能な状況に直面することでしょう。当たり前と思い込んでいた教科書の知識が覆されたとき、他者を思いやる心こそ「思考力」の底力となるのです。AI(人工知能)にはない、人間だけが持つ創造力の原点といえます。

 

 

 

今こそ「英語力」が
本当に必要な理由

 

そして、コロナのような新事態に対応できる「思考力」を磨くために必要なのは「情報」であり、日々アップデートされる最新情報にアクセスするために欠かせないのが「英語力」です。

 

インターネット上の主要サイトの言語の60%以上は英語、日本語はたったの数%(W3Techs(2020.1)より)です。「英語力」といえば、「話すための英語」を意識しがちですが、「情報収集のための英語」が実は大変重要なのです。

 

 

今こそ未来を拓く
2つのチカラを育もう

 

学校も社会も大きく変化している今、子どもたちに身につけてほしいのは、どんなに時代が変わっても自分らしい未来を切り拓いていける底力。

 

人間らしい思いやりの心を底力とした「思考力」と、いつでもどこでも最新情報を学べる「英語力」。この2つの両輪を身につければ生涯を通じて無限の可能性を広げていけるはずです。

 

 

 

毎日の授業が育む
「思考力×英語力」の底力

 

ノートルダム学院小学校の授業の原点は「思考力×英語力」。児童一人ひとりが自ら考え、コミュニケーションを広げる授業を展開しています。

 


▲課題を発見し、解決に導く思考力を養います。

 

▮プレゼンを通じて
「思考力」を鍛える

 

▲自分の考えをアウトプットする機会を大切にしています。

 

「English Everyday」を合い言葉に、全学年で毎日「使える英語」のやりとりを重ねています。

 

ノートルダム学院小学校のめざす児童像の一つとして「よく考え、自ら学ぶ子ども」があります。理科や社会の授業では、児童一人ひとりが仮説を立て、実験や調査を通じて検証。

 

自分の考えは頭の中だけにとどめるのではなく、1人1台のタブレットを活用してクラス全員が共有。同じテーマでも複数の視点があることに気づいたり、自分と意見の異なる児童に自分の考え方を上手に説明する方法を考えたりすることで、総合的な「思考力」を鍛えています。

 

 

▮あいまいさに耐えて
「英語力」を高める

 

▲海外の子どもたちに英語で日本文化について伝えます。

 

創立以来の伝統をもつ英語教育は、ネイティブ教員と英語専科教員、そして生徒の個性をよく知る担任教員も連携したティームティーチングで、1年生から6年生まで毎日英語に触れる機会を設けています。

 

ここでも大切なのは自分の思いや考えを伝えたり、他者の意見に耳を傾けたりするというコミュニケーションの姿勢を育むこと。あいまいにしか理解できなくても相手の思いに耳を傾ける。間違っていても自分の思いを伝える。発音や文法の完璧さだけを追求するのではなく、まず人間関係があってコミュニケーションのツールとしての「英語力」を伸ばしていくという学びを大切にしています。

 

 

 

ノートルダム学院小学校
《 2021年度 入試日程 》

 

入試日程≪A日程≫

出願期間:7月27日(月)~8月6日(木)
入試考査:9月10日(木)
親子面接:9月4日(金)・5日(土)

 

入試日程≪B日程≫

出願期間:9月10日(木)~9月23日(水)
入試考査:10月9日(金)
親子面接:10月9日(金)

 

入試日程≪C日程≫

出願期間:1月21日(木)~1月27日(水)
入試考査:1月29日(金)午後
親子面接:1月229日(金)午後

 

イベント情報の詳細はホームページをご覧ください。

 

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ノートルダム学院小学校

京都市左京区下鴨南野々神町1-2
京都市営地下鉄烏丸線「松ヶ崎」駅徒歩6分
TEL 075-701-7171
https://www.notredame-e.ed.jp

 

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